自然によりそう暮らし
体験することの価値を知ると楽しくなる「暮らしをつくる」ということ
畠山千春さん/埼玉県出身。東日本大震災を機に、大量生産・大量消費の暮らしに危機感を感じ、2013年に志田氏とともに糸島市に移住。「いとしまシェアハウス」を運営している。同年、狩猟免許を取得し、鶏などの解体ワークショップを開催。著書に「わたし、解体はじめました -狩猟女子の暮らしづくり- 」がある。
志田 浩一さん/東京都出身、山梨県八ヶ岳育ち。コミュニケーション料理人。
東京にてアジア料理を中心に修行したのち、2013年に福岡県糸島市に移住。「食べもの・お金・エネルギーを自分たちでつくる」をコンセプトに、「いとしまシェアハウス」をオープンした。2015年に畠山氏と結婚し、現在は夫婦でシェアハウスを運営している。
自分たちでつくる、これからの暮らし方
いとしまシェアハウスは、「食べ物・お金・エネルギーを自分たちでつくる」をコンセプトにした、自然とつながるシェアハウスです。棚田に囲まれた集落の中で、田んぼや畑・猟を行い、築80年の古民家を改修しながら、様々な個性を持つ男女が共に暮らしています。ここでは、体験したこと、つくり出したものをたくさんの人たちと“シェア”する暮らしの実験を行っています。
地方や田舎暮らしを魅力的に感じても、今の暮らしをバッサリと変えて移住するのはハードルが高い。自分が心地よいと思える距離感で田舎とつながるヒントがいとしまシェアハウスにあるかもしれません。